【ポルトガル×小津中】国際交流で深まる仲
ついにポルトガルの生徒&先生、来校!
11月26日(日)なんと、小津中学校にポルトガルのモイメンタ・ダ・ベイラという学校から、生徒と先生たちがやってきてくれました。
昨年度1月からオンラインで交流し合うなど、モイメンタ・ダ・ベイラ校(ポルトガル)・郡山高校(福島)・安積高校(福島)・小津中学校はこれまでも少しずつ関係を深めていっていたところでした。
9月から、エキュメノポリスという話題の企業のLANGXというAI英語学習ツールも使いつつ、この日のために準備してきた交流チームの生徒たち。
いよいよ出会いの瞬間を迎えました!
ポルトガルでもタコは大人気だそう。そこで、小津中交流チームはたこ焼きでお出迎え。
驚いたのは、小津中生たちの積極性!
初対面とは思えないくらい、どんどん打ち解けていきます。
そこで、行われたのが「トークフォークダンス」。昨年度のOZU-COLLE(オヅコレ)というイベントの時にも行った、心の距離が一気に縮まるコミュニケーションの方法です!好きなアニメや音楽、ポルトガルや日本のいいところを紹介するなどの話題で、どんどん盛り上がっていきました。
ここでも、全く物怖じせずどんどん英語でコミュニケーションする小津中ボランティアチーム。「日本の生徒がこんなにオープンだとは思わなかった」と、ポルトガルの生徒たちも喜んでくれていました。
仲良くなった、日本・ポルトガルの生徒&先生たち。その後、日本のお菓子やジューズ・緑茶などを堪能しながら、ますます盛り上がっていきます。
記念写真も撮影。楽しい雰囲気、感じていただけますでしょうか?
日本のカルチャーって、本当にすごいなあと思うのは、アニメやアニメソングの話題。「呪術廻戦」「推しの子」「ワンピース」…。アニメの話題で盛り上がります。
そして、日本から友好の証としてプレゼントを手渡します。その中身は…!?
ポルトガルでも大人気のサンリオやドラえもんのグッズ。ポルトガルの生徒たち「SO CUTE!!(めっちゃ かわいい!)」と絶叫していました。
喜んでもらえて、良かったです!
たくさん、写真をとって今日はお別れ。明日はいよいよ、授業日に来校してくれます。
帰りの車の中で盛り上がっていたのは、日本の車の形。
「どうして、日本の車は四角いの?ヨーロッパの車は丸いのばかりなのに。」とのこと。
日本の狭い道路事情や、軽自動車という仕組みが日本車を四角くしたのでしょうか?日本人にも謎です笑(というか、そんなこと考えたことなかった…。)
2日目 授業日の交流!
翌朝、もう一度小津中に来てくれた生徒&先生たち。
生徒は英語の授業に参加。
その間、先生たちに小津中学校の取組みを紹介。放送部が全国大会決勝で優秀賞をもらった「学校のコンパス」や「共創プロジェクト」の様子を取材した動画をYOUTUBEの機能でポルトガル字幕にして見てもらいました。
ポルトガルの先生から「小津中学校の取組は、本当に素晴らしいシチズンシップ教育だ」と感激して下さっていました。
その後、生徒や先生たちは3・4時間目の授業へ。この日の3・4時間目は後期共創プロジェクトのキックオフの日。各プロジェクトの企画/提案者であるプロジェクトリーダーたちが、メンバー集めのためにプレゼンテーションを行う時間です。
「地車づくり」のリーダーの熱いプレゼンテーションに、ポルトガルの先生たちは感激していました!
日本の給食を食べたポルトガルの生徒たちは、5時間目3年生の社会科の授業に参加。日本&ポルトガルについての地理&歴史の授業です。
どのグループも楽しそう!
そして、放課後は交流チームの生徒が、書道をポルトガルの生徒にレクチャー!ポルトガルの生徒たちが決めた「好きな言葉」や「自分を表す言葉」を日本の漢字で表現。その漢字を毛筆で書きます。
ポルトガルの生徒たちにとっては、初めての毛筆経験です!
習字が得意な生徒も参加してくれて、お手本を書いてくれました。どんな書き順で書けばよいかなど、英語でポルトガルの子たちと習字を楽しみました。
ここで、ポルトガルの生徒&先生からのサプライズ!友好の証として、オリジナルのリボンを用意してくれていました。ポルトガルの生徒たちが小津中生一人ひとりの手に、リボンを巻いてくれました。
最後に写真撮影。この2日間、交流チームに立候補してくれた小津中生にとっても、ポルトガルの生徒たちにとっても忘れられない日になったことでしょう。今度はポルトガルに行けたらいいなあ。
その後、ポルトガルの生徒は東京に行き、日葡合同のオンライン授業を行いました。さらには、福島で震災の遺構などを見学しディスカッション。その後の様子も含めて、日本OECD共同研究のサイトに載せてくれています。
ポルトガルの生徒たちは、自分たちで日本語を調べてひらがなでお礼のメッセージを残してくれていました。思いのこもった「あ り が と う」。
職員室の扉に掲示しています。ぜひ、見てくださいね。
これからも、ポルトガル・福島・泉大津の交流が、ますます深まっていくことを期待しています。
はるばる泉大津の地に足を運んでくれたポルトガルのみなさん、この交流をサポートしてくださったみなさん、本当にありがとうございました!